やる気が出ないとき、ありますよね?
やる気が出ない時というのは、結局は、脳が疲れていることがほとんどです。
創作に飽きる理由も、脳の疲れが原因である場合がほとんどです。
腕立て伏せを何回もしていたら、
腕が疲れて「もうできない!」となりますよね?
それが、脳にも当てはまるのです。
創作ばかりしていたら、創作をする部分の脳が疲れて
「もうできない!」となっているのです。
この場合、殆どが脳の疲れを癒すことで解決します。
私のサイトの
「執筆作業に飽きてしまいました。こんな私は才能がないのでしょうか?」
というブログも合わせてごらんください。
大前提として、脳を休め、回復させることが重要です。
「スランプに陥った時にすべき事」で書いた、
脳を回復させる効率的な方法を参考に、それを実行してみてください。
しかし「締め切りが近くて休めない」「休みの日じゃない!」
という理由で休めない人のために、一時的にやる気を出す方法を紹介します。
あくまで一時的なものです。
ドーピングのようなものなので、休めるときには休みましょう。
一時的にやる気を取り戻す方法。
★場所を変える
人は、場所が変わるだけでも、脳内物質の分泌をします。
それによって、脳が一時的に復活します。
同じ姿勢に疲れはて、作業が捗らないという場合もあります。
そして、同じ場所に居続けることに飽きたという場合もあります。
一度、作業する場所を変えてみるのはいかがでしょうか?
★部屋を片付ける
集中することは、脳に負担を与えます。
テレビを見たい、スマホをみたい、漫画を読みたいなど、
それらを振り切って、作業に集中するには、エネルギーが必要なのです。
ですので、部屋には必要なものしか置かない。
パソコンには、必要なソフトしか入れない。
それがダメなら、目に見えない場所に片付けてしまう。
という行動をしましょう。
喫茶店など、作業しかできない所に、場所を変えるという方法もあります。
★1分でいいから始める
脳には、作業興奮というシステムがあります。
最初はやる気なく始めても
「作業をしているうちに、脳の回転が良くなり、自然とやる気が出てくる」
というものです。
「やる気がないから作業をしない」ではいけません。
「作業するから、やる気が出てくる」のです。
1分でいいから、作業を始めてみましょう。
そうすれば、1分では終わりませんし、作業をしている間に、
やる気が出てきます。
★作業前に、ウオーキングやスクワットなどの運動をしてみる。
「やる気が出ない。疲れた」
それでも、無理矢理にでもいいから、ウオーキングをしてみましょう。
軽い運動をすることにより、血流が改善し、脳に酸素が回ります。
脳に酸素が回ると、思考力が回復します。
脳の血流が良くなることにより、脳内物質のバランスが整い、
やる気が復活します。
やる気が復活したら、すぐに作業に取り掛かりましょう。
★ポモドーロテクニックを使ってみる
ポモドーロテクニックとは『20分作業して、5分休む』を4回ほど繰り返し、
4回目の休憩を30分ぐらいとって、
再度『20分作業して、5分休む』のサイクルに戻るという方法です。
この方法は、高い集中力を長く保てる方法として、有名な方法です。
『15分作業して、3分休む』『25分作業して、5分休む』のように、
作業時間を調節して、自分に合った時間にすることがコツです。
★腹一杯食べない。
満腹になると人間は眠くなりますし、体も重くなります。
とくに、糖質を多く摂ると、人間は眠くなり、集中力もやる気もなくなります。
食事は、糖質(ご飯、パン、砂糖、芋、小麦製品など)を
なるべく少なくしてください。
それにより、体のだるさや、眠さ、やる気の低下を抑えられます。
100%糖質をとるなと言っているわけではありません。
いつもの半分くらいに抑えましょう。
食事を少なくすることにより、内臓の負担も軽くなります。
内臓の負担が軽くなると、
内臓を回復させるための睡眠も、良質なものになります。
★時間制限を設ける
ポモドーロテクニックにも似ていますが、少し違います。
三時間なら三時間、1時間なら1時間、タイマーをセットして、
その間だけ作業をするという方法です。
追い詰められないと集中できないという人にはうってつけです。
「でも、その程度の制限ではやる気が出ないなぁ」
という方は、漫画喫茶に行ってみてください。
三時間に500円〜1000円のお金を払う必要があります
(お店により値段は違います)。
そのお金を無駄にはできませんよね?
3時間以内に出来るだけ作業を進めたいと思うはずです。
時間制限とお金の制限、両方を使い集中力を高めることができます。
★作業しかできない状態に追い込む
先ほども言った通り、人間は、ほかに気をとられる事
(漫画や、テレビ、ネットなど)があると、気が散ります。
しかも、そこから気をそらすことにもエネルギーを使います。
なら、作業しかできない場所に移動してしまうのです。
私の場合、自動車でスーパーの立体駐車場に行き、
車の助手席で執筆をすることがあります。
公園に車を止めて、助手席で作業をするという脚本家もいます。
トイレもあるし、飲み物も買えるので、
環境はかなりいいです(冬は寒いですが)。
スマホと、ブルートゥースキーボードを持ち込み、
腰の痛みが限界になるまで執筆します。
かなり集中できるのでオススメです。
それができないという方は、図書館の勉強スペースや、
漫画喫茶、喫茶店など、作業しかできない場所を見つけ出し、
自分に合った場所を見つけ出しましょう。
★目の疲れを回復させる
目の疲れは脳の疲れに直結します。
目の疲れさえ回復すれば、脳の疲れもかなり回復するのです。
では、どうすれば目の疲れを回復出来るのでしょう?
目を五分閉じているだけでも効果的です。
目を五分間閉じるだけでも、かなり目の疲れが回復します。
できれば、そのまま瞑想に入ってしまった方が、
脳の疲れも回復するので効率的です。
さらに、目を温めることによって効果が上がります。
市販の「めぐリズム」のような、目を温める効果のあるアイマスクも、
効果的ですので、お金に余裕があれば使ってみるのもいいでしょう。
ここからは、健康を害する可能性のある方法です。
本当にドーピングです。今やる気が必要なときのみ実行してください。
★カフェインを多くとる
エナジードリンクや、コーヒーなど、カフェインを摂取すると、
人間の脳にノルアドレナリンや、ドーパミンなどの物質が溢れます。
ドーパミンは、やる気、快楽、達成感、自己肯定感、
集中力、意欲などを増大させます。
ノルアドレナリンは、人を興奮させ、やる気、ストレス耐性、を発揮します。
カフェインを摂ることにより、人間は疲れを忘れ、
作業に集中できるようになるのです。
しかし、ある程度時間がすぎると、
飲む前よりも強い倦怠感に襲われたり、異常に疲れたりします。
人によっては、少量で依存症になる人もいますし、心臓の負担になります。
しかも、飲み続けることによって、耐性ができ、
同じ量では効かなくなってしまうのです。
もし、カフェインを作業に使いたいときは、少量から試すなど、
自分に合った量を見極め、必要な時のみ使用するようにしましょう。
★イチョウの葉を飲む
イチョウの葉とは、サプリの事です。
記憶力を高める効果があると書かれていますが、
それはドーパミンの分泌を促進するからです。
つまり、イチョウの葉を飲むと、ドーパミンが出るのです。
ドーパミンが出れば、やる気が出ますし、
疲労を感じにくくなりますし、自己肯定感も上がります。
人によっては、器用になったり、タイピングが早くなったりする人もいます。
自己肯定感も上がるので、
絵が上手くなったと思えるようになる人もいるでしょう。
しかし、これも効果が人によって違います。
人によっては頭痛を引き起こしたり、何も効果がなかったりします。
私の場合は、タイピングが早くなったり、前向きになったり、
集中力が上がる効果がありました。
「今日は集中したい」という日の朝にイチョウの葉を飲み、作業をしています。
これも、毎日使っていると、ドーパミンに慣れてしまうことがあるので、
使用には制限を設けた方がいいです。
番外編、
★スマホやゲームにハマってやる気がでない場合。
スマホや、ゲームを一分だけやめて作業をしましょう。
そうすると、やはり一分では終わりません。
スマホや、ゲームを中断しても、何ら問題が無いこともわかり、
作業に取り組みやすくなります。
基本的に、やる気が出ないときは、休むのが一番だということを前提に、
これらを実行してください。
やる気がなくならないよう、定期的に休んだり、遊んだり、
ドーパミンを出すために、感動する映画を見たりすることがオススメです。