スランプに陥ったときにするべき事


 

今まで順調に書いていたのに、いきなり書けなくなってしまった。

 

創作家には、よくある事です。スランプと言うやつです。

 

その理由としては、次のものが挙げられます。

 

  • いくらか書いたり、他人の作品を読んだ事で理想が高くなり、自分の実力が低く感じられてしまう。

  • そもそも、好きではない、得意ではないジャンルに挑戦している

  • ただ単に疲れている。

  • ネタが尽きた。

 

これらの対処法を紹介します。

 

これを知っていれば、スランプにおちいっても、

 

慌てずに対処することができるようになります。

 

 

  • 理想が高くなってしまい、その理想に自分の実力が追いついていない場合に、書けなくなってしまう場合の対処法。

  • そもそも、好きではない、得意ではないジャンルに挑戦している。

 

これは、ただ単に実力を上げればいいのです。

しかし、事はそう単純に進みません。

 

自分に合っていないものに挑戦していたり、

他人の真似をしようとしていたりすると、一生解決できない場合もあります。

 

解決法としては、自分に合っているジャンル、

かける作品、を書きまくるというものです。

 

小説家だろうが、漫画家だろうが、著名な作家には、

その人独自のジャンルがあります。

 

結局のところ、自分が得意なものしか書かないのがプロなのです。

得意な事を繰り返し、実力を挙げているのです。

 

自分が得意なものだけを書くのは恥ではありません。

 

それでも、新しいジャンルに挑戦したいのなら、

自分が得意なジャンルに、新しく挑戦したいジャンルを少しだけ混ぜましょう。

 

それを何度も繰り返していると、自然と作れるジャンルが広がっていきます。

 

物語の基本形にのっとって書くのも、効果的です。

この時、欲を出してはいけません。

 

「いい作品を作らなければ」という使命感は置いておいて、

基本形に沿って、新しいジャンルの物語を作り上げましょう。

 

チャレンジは失敗する事を前提にするものです。

 

 

  • ただ単に疲れている

スランプの原因で一番多いのがこれです。

 

人間は、同じことを繰り返していると、同じ部分が疲れます。

腕立て伏せをしまくっていたら、腕が疲れて「もうできない!」となります。

 

脳にもこれが当てはまります。

 

創作ばかりしていたら、創作する部分の脳は疲れ果て

「もう書けない!」となります。それがやる気の欠如につながるのです。

 

スランプのほとんどが、創作から離れ、時間を開ければ解決します。

 

これは、ただ単に、脳が回復するからです。

 

解決法としては、創作から離れ、脳を効果的に休めるという事です。

 

脳の回復に効果的な方法を書いていきます。

 

 

脳の回復法 

創作から離れる

 

創作に疲れているのですから、一度、創作から離れましょう。

当たり前ですが、効果的です。

 

 

ウォーキングをする

 

ウォーキングは、脳への血流を促進し、回復を促します。

脳内分泌物のバランスも良くなり、ポジティブになる効果もあります。

 

腰痛や、目の疲れにも、アイデア出しにも効果があるので

「困ったらウォーキング」です。

 

 

新しい経験をする

 

新しい経験は、ドーパミンを分泌し、脳を活性化させます。

活性化した脳は、回復が早まります。

 

新しいことをしているときは、創作に気が回らないので、

創作脳を休める効果もあります。

 

特に、運動は脳を成長させる効果があるので、

体を動かす趣味を見つけるのもいいです。

 

 

寝る

 

言わずもがな、脳の回復には睡眠です。

 

特に、回復物質の出る、22時から2時に寝てください。

体と、心身の健康を促進します。

 

 

瞑想をする

 

瞑想は、脳を休めることに関しては、寝ることに次いで最高です。

ですので、瞑想を110分でもいいので、取り入れることをお勧めします。

 

You Tubeなどで、瞑想誘導動画があるので、それに頼るのもいいと思います。

 

 

仲の良い友人や、家族と話す

 

仕事と創作の往復で、友人や家族と会話できていない人は要注意です。

 

人は孤独に陥ると共感能力がなくなっていきます。

これは物語を作る人間にとっては致命的です。

 

更に、孤独は脳の収縮を早めます。

孤独な時間が続くと、人間は、脳の能力が下がっていくのです。

 

たまにでいいですから、友人に会ってバカ話をしてください。

それが、あなたの脳の活性化に繋がりますし、明日への活力にもなります。

 

 

休憩時間に、目を使わない

 

脳が疲れる理由は、ズバリ情報処理です。情報処理によって脳は疲れます。

では、情報はどこから来るのでしょうか?

 

視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚。いろいろありますが、

その中で、視覚の情報量は、全体の90%を占めていると言われています。

 

つまり、視覚を使わなければ、脳が癒やされるのです。

 

休憩中にスマホで動画を見ることは、脳を疲れさせるため、

休憩になりません。休憩中は、目を使わない娯楽を楽しみましょう。

 

例えば、音楽です。ヨガや、瞑想もいいです。

百歩譲って、視覚情報量が少ない小説です。

 

脳の疲れを貯めないように気をつけましょう。

 

  • ネタが尽きた。

これには、根本的な解決法と、小手先のテクニックで解決する方法があります。

 

まずは根本的な解決方法から紹介します。

 

 

アイデアが出ない根本的な原因と、その解決法

 

「問題を生み出した思考では、その問題を解決することはできない」

 

アインシュタインの言葉です。

問題を生み出したときの考え方のままでは、

その問題を解決することが出来ない。

 

よく考えると、当たり前のようですね。

 

「同じ行動を繰り返しながら、違う結果を求める人の多いこと」

という言葉もあります。

 

つまりは、アイデアが出ない状態の思考のままでは、

アイデアが出ることは無いのです。

 

私達は、アイデアがでる思考に進化する必要があるのです。

 

人は、

「朝起きて、歯を磨いて、飯食って、会社行って、帰ってきて創作して、

 風呂入って寝る」

 

というような毎日を繰り返しています。まるで、機械のようです。

 

同じことを繰り返す生活で、新しい発想が生まれますか?

 

アイデアが出ない人は、自分の世界の中でしか、思考を回していないのです。

 

例えば、仕事、創作、部活、などの世界の中で生きている人は、

その世界の中でしか思考を回せません。

 

その世界の中で堂々巡りを繰り返している状態では、

新しい発想は生まれないのです。

 

では、どうやったら新しい発想を生み出す事ができるのでしょうか?

 

それは、「新しい世界に飛び込んで見る」ということです。

 

今まで経験したこと無い仕事をしてみたり、

読んだことのないジャンルの本を読んでみたり、

新しい事にチャレンジしてみたり、

知らなかった世界を体験することが大事なのです。

 

しかし、これには障害があります。

 

それは、「コンフォートゾーン」です。

 

人間は、日々の繰り返しに飽きながらも、

その繰り返しに安心を感じます。

 

その、安心を感じる繰り返しの世界を、

心理学で「コンフォートゾーン」といいます。

 

「安心領域」「快適領域」とも言います。

 

人間はコンフォートゾーンから出ることを本能的に拒否します。

 

つまり、日々の繰り返しの外に出ることを、本能的に恐れるのです。

 

あなたも、自分が安心できる領域で、

堂々巡りをしていることを自覚しましょう。

それが、コンフォートゾーンから抜け出す第一歩です。

 

コンフォートゾーンから出ないと、世界の広がりはありません。

 

では、どうすれば、コンフォートゾーンから出て、

世界を拡げることができるのでしょうか?

 

 

紙とペンを持ってください。

 

あなたが、今まで、やったことはないけど、

やってみたいことを、書いてみてください。

 

(例)

ギターを引く。ボルダリング。電子工学。お菓子作り。

トマト作り。焼き鳥の食べ放題店で腹一杯になる。

バンジージャンプ。チョークアート。合コンに参加。水泳。登山。一人カラオケ。

 

その中から、できるものを一つ選んで、明日からでも実行してください。

今からでも良いです。

 

実行したことが習慣化したり、飽きたりしたら、

また新しいことに挑戦しましょう。

 

もし、これが難しいのであれば

 

「いつも通っている道を通らず、違う道を行く」

「いつもレストランの店員さんに、何も言わずに帰っていたけど、今回はごちそうさまを言う」

 

など、小さな変化をするだけでも良いです。

 

「こんな事しても、何も変わらないよ」

 

そう思うかもしれません。

しかし、重要なのは「いつもと違うことをする習慣をつける」

ということなのです。

 

「コンフォートゾーンから抜け出すことが習慣の自分」

に変化するのが目的です。

 

これにより、常に新しい世界を開拓する自分になれます。

 

常に新しい世界を開拓していれば、ネタ切れになることはありえません。

 

私は、ネタ切れで作品作りを滞らせたことはありません。

逆に、どのネタを使うかで悩んでしまいます。

 

これは、ネタが無いより全然いいです。

選ぶ楽しさというものがあるからです。

 

「でも、この方法は、解決に時間がかかるじゃん!」

 

という人のために、すぐに解決する方法を伝授します。

 

今おしえた、根本的な解決をする方法と組み合わせれば最強です。

 

 

「ネタが出ない」を速攻解決する方法

 

もし、次の作品のアイデアが思いつかないのであれば、

「主人公がやっちゃいけない」「こんな主人公はいけない」

「こんな作品は書いてはいけない」「犯罪だ」「これはタブーだ」

ということを、思いつけるだけ書いてください。

 

(例1

主人公が犯罪者。主人公が人質を取る。子供に犯罪をさせる作品。

犯罪を推進するような内容。差別的な表現。

 

 

もし、作品の途中で、次の展開が思いつかないのであれば

 

「次にこの展開はありえない」「物語の常識では、これをやってはいけない」

「このキャラクターは、こんな事しない」「この展開は運が良すぎ」

 

と、あってはならないことを、思いつけるだけ書いてみましょう。

 

(例2)主人公が悪役に追い詰められた状況なら。

悪役が突然病気で倒れる。脇役が突然助けてくれる。

隕石が降ってきて、悪役を倒す。

いつの間にか爆弾が仕掛けてられており、悪役が爆散する。

なんか知らんが、悪役が主人公に愛の告白をする。

主人公が悪役の子供を人質に取る

 

この方法で得たアイデアは、単独では使い物にならないものがほとんどですが、組み合わせたり、

物語に合うように工夫したりすると、使えるようになります。

 

この方法の効果は、「やってはいけない事」を書くことによって、

自分のコンフォートゾーンの外からネタを持ってこれるということです。

 

人は、自分が正しいと思う世界の中で生きています。

 

その中で「やってはいけない事」を書くことによって、

自分の世界を一時的に抜け出すことができるのです。

 

自分の世界を抜け出して、生み出したアイデアを組み合わせることで、

新しいアイデアが浮かびます。

 

 

以上、スランプに陥ったときの対処法でした。