誰でも簡単に意外性のあるアイデアを発想できる方法


 

 

意外性というものは、読者を驚かす事に大切なことです。

物語のジャンルを作ることにも、意外性のあるアイデアは可能性を広げます。

 

では意外性のあるアイデアとはどうやって作るのでしょうか?

 

今回は意外性を心理学的に説明し、

意外性のあるアイデア発想法を紹介します。

 

 

 

 

最近は、意外性のある特徴を組み合わせたキャラクターを

主人公にした漫画が多いです。

 

意外性のある組み合わせを持っているキャラとして、最近見かけるのが、

 

ヤクザとアイドル

ヤクザと料理

ヤクザと主夫

 

の、属性を持っている主人公たちです。

これらの人気の理由はなんといっても、その意外性です。

 

これが、

ヤクザと銃

ヤクザと密輸

ヤクザと警察

 

とかだったら、ありがちで、なんの創造性もありません。

 

現実では、到底噛み合わないものを噛み合わせるという事が大事なのです。

 

不良が子犬を拾っている描写のようなものですね。

人はギャップがあるほど感情の揺れ幅が大きくなるのです。

 

「じゃあ、その意外性のある設定はどう作るの?」

 

 

重要なのは、思い込みです。

 

では、紙とペンを用意して、実践してみましょう。

 

 

あなたが今、目に付いたものや、思いついたものへの、

思い込みを書いていってください。

 

(例)

お金持ちは、いい暮らしをしている。

老人は、体が弱い。

アメリカ人は英語を喋れる。

コップは、飲み物を入れるもの

テレビは電気で動いている

本は読み物

車の運転手は、免許を持っている

財布の中身はお金

 

では、その思い込みを壊してみましょう。

今書いた思い込みに、反論してみてください。

 

(例)

 

お金持ちは、いい暮らしをしている。→その辺の洞穴で暮らしてた

 

老人は、体が弱い。→戦争帰りでめっちゃ強い

 

アメリカ人は英語を喋れる。→スワヒリ語しか話せない

 

コップは、飲み物を入れるもの。→小人の風呂だった

 

テレビは電気で動いている。→見ている人の根性で動いてた。

 

本は読み物。→乗って空を飛べる

 

車の運転手は、免許を持っている。→運転手が猫だった

 

財布の中身はお金。→フライドポテトが入っていた。

 

 

あなたの思い込みを言語にし、それに反論するだけで、

おかしな設定が出来ました。

 

重要なのは「自分の思い込みを自覚する」という事です。

 

思い込みを利用し、それに反論する事で、意外性を作り出せるのです。

 

 

この方法は、スティーブン・キングが推奨するアイデア発想法の

「もし〜だとしたら」にも通じるものです。

 

「もし〜だとしたら」のアイデア発想法も紹介しますと、

 

もし、死んだ後、異世界に転生したら。

もし、7つ集めると願いが叶えられる球があったら。

もし、食べるだけで、悪魔の能力が得られる実があったら。

 

など、もし〇〇だとしたらという発想法で、物語のアイデアを作る方法です。

 

これも、意外性が必要です。

 

もし、死んだ後、お墓に入れられたら?

もし、7つ集めると、700円で売れる球があったら?

もし、食べるだけで太る実があったら?

 

だったら、なんの創造性も湧いてきません。

 

意外性というのは、思い込みを自覚することから始まり、

それに反論する事で生まれるのです。

 

 

意外性のあるキャラクターの作り方

 

意外性のあるキャラを作りたければ、まず、主人公に対する、

読者の思い込みを作る事が肝心です。

 

(例)

戦いでは恐ろしいほど活躍する(読者はこのキャラクターを強い人だと思い込む)

実はお化けが苦手

 

素晴らしい作曲をする(読者は、このキャラは耳が聞こえると思い込む)

実は、耳が聞こえない

 

いつも喧嘩ばかりで、勉強しない(読者は、このキャラをバカだと思い込む)

東大生だった。

 

小柄で、メガネをかけていて、いつも勉強ばかり(読者は、このキャラをひ弱だと思い込む)

→実は、空手の有段者で、めちゃくちゃ強い。

 

 

 

意外性、それは、読者の思い込みから生まれるのです。

まずは、思い込みを作り出し、その後に、その思い込みを壊しましょう。