自分らしさとは? 他人の視線から解き放たれ、自由に創作をする方法


 

プロを目指している人、プロの人、アマチュアでも人気がある人。

 

その中には、他人の評価を気にしすぎる人がいます。

 

その人たちの一部は、読者や、編集者の評価が気になってしまい、

 

自分の能力に制限をかけてしまいます。

 

制限をかけていることに気づかず「若い頃の方が才能があったなぁ……」

などと、心の中でつぶやいているのではないでしょうか?

 

読者の視線を気にすることは悪いことではありません。

 

しかし、他人の評価を得るために行動を起こすことは、

人の能力を制限してしまうことが、心理学ではわかっています。

 

 

「他人の評価を得たい」という気持ちは

「他人から評価されなくちゃ、自分に価値はない」

と言っているようなものなのです。

 

これでは「いい作品を描けないなら、死ぬしかない」というような、

極端な考えになるのもうなづけます。

 

「いい作品を描かなきゃ殺すぞ」と頭に銃を突きつけられた状態で、

想像力を思う存分発揮できますか?

 

そんな状態では「死にたくない」という気持ちが先行して、

創作どころじゃありません。

 

「失いたくない」という感情を動機にしていることを、

「恐怖を動機にしている」といいます。

 

恐怖を動機にした人間は、必ず限界が来ます。若いうちに必ずです。

 

良い作品を作るには、他人の評価から解放される必要があるのです。

 

恐怖を動機にすることをやめ、

自分の本当の心を動機にしなくてはならないのです。

 

(もちろん、書き直すときは、読者の目線に立って書き直します。

しかしそれは、あなたが思う存分創作を楽しんだ後です)

 

では、どうやったら、他人の評価を気にせず、

創作に能力を100%発揮できるようになるのでしょうか?

 


  • 他人の呪縛から解放され、恐怖を動機にすることを辞める方法。

 

人間は基本的に「やりたくないけど、やらなければならない」

と思い込んでいる事に、本当にやりたいことを邪魔されています。

 

(例)

続編を書かなければいけない。

この作品に時間を取られるから、他の作品はかけない。

 

人気のある作品を書かなければならない。

人気の出ない作品は、書いてはいけない。

 

子供でも読めるような作品を書かなければならない。

暴力や性的表現はダメ

 

正社員になって、定年まで働かなければならない。

ニートや、フリーター、漫画家、小説家はダメ。

 

必死に働かなくてはならない。楽して儲けるのはダメ。

 

結婚したら、死ぬまで同じ相手といなければならない。

離婚するのはいけない事

 

 

あなたが作品づくりで「縛られている感じがする」という時は、

必ずこの「やりたくないけど、やらなければならない事」に縛られています。

 

あなたが不自由を感じている時、

一体なにをやらなければならないと感じていますか?

 

 

紙とペンを持ち、それをリストにしてみてください。

 

 

(例)

・続編を作らなければいけないから、前の設定とキャラクターで作品を書かなければならない。

 

・万人ウケをするためには、単純で、子供でもわかるような話にしなければならない。

 

・編集者に気に入られなければ、作品が日の目を見ることがない。

 

・今考えている話は、残酷すぎて、批判が出そう。残酷な話は書いてはいけない。

 

 

これを書くとわかりますが、創作の上での「やらなければいけない」の本質は

 

『他人の評価を得たい』『お金が欲しい』という考えに行き着くのです。

 

 

『他人の評価を得たい』『お金がほしい』という感情は、

 

最終的に「餓死したくない」という、

「恐怖」から逃れたいという感情によるものです。

 

これは作品作りだけでなく、人生にも応用が効きます。

 

リストを見て、自分が何に縛られているかを自覚しましょう。

それが、縛りから逃れる第一歩です。

 

 

 

 

今、手元に無限のお金があったら、どんな作品を作るかを考える

 

お金が無限にあれば、どんな作品を書いても自費出版出来ますし、

売れなくても平気です。編集者の了解を得る必要もありません。

 

お金が無限にある自分を想像して、作品に取り掛かってみましょう。

 

 

 

 

「やらなければいけない」を解消する

 

やらなければいけない事」のせいで、

作品がうまく作れなくなった場合の方法です。

 

「やらなければならない事」があっても、

作品作りがうまくいくなら、やる必要はありません。

 

どんなジャンルの作品を作ろうか迷っている時。

ストーリー構築中に迷った時。キャラ作りで迷った時など……

 

「やらなければいけない」と思っていることを書き出してみましょう。

 

 

(例)

・最後の敵を倒すのは、主人公

・恋人は、性格が良くなくてはいけない

・続編は、一作目の主人公を出さなくてはいけない。

 

 

では、あなたが書いた「やらなければいけない事」に反論してみましょう。

 

 

(例)

・最後の敵を倒すのは、主人公

べつに脇役が倒してもいいし、敵が病気で倒れてもいいんじゃない?

 

・恋人は、性格が良くなくてはいけない

恋人の性格が悪い方が面白いかもよ?

 

・続編は、一作目の主人公を出さなくてはいけない。

一作目の脇役だけ、悪役だけで作ってもいいじゃん。

 

 

 

この作業をする上で大事なのは、日頃から自分の行動を分析することです。「他人の評価を得るために、自分がしている行動」を自覚してください。

 

あなたが、上司の意見に

「本当は嫌だけど、反論して評価が下がるのは嫌だから、同意しておこう」

と、他人からの評価のために、自分を曲げていたとします。

 

そうしたら、後で

「上司の機嫌をとるために、自分の意見を言わなかったなぁ」

と反省してください。

 

この反省をせず、無意識のうちに、自分を縛っていると、

自分がなにに縛られているかを自覚できなくなります。

 

縛りから解放される方法の第一歩は、

「縛られていることを自覚すること」なのです。

 

 

ちなみに、「やらなければならない事」と「やりたい事」が

一致している場合は、他人の評価を求めてはいません。

 

かなり幸運なパターンですので、その状況を大事に作業をしてください。

 

 


  • 恐怖の動機から開放され、更に自分の能力を目覚めさせる方法

 

自分の能力を活かす方法。

それは簡単に言ってしまえば「好きなことを表現する事」です。

 

自分らしさというものは、

平均より優れているから生まれるものではありません。

 

他人より得意なことが、自分の好きなことだと思い込む人がいますが、

それはただ単に、他人の能力に自分を左右されているだけです。

 

自分の得意分野と、好きなことを混同してはいけません。

 

 

自分が描きたいことを見つける方法。

 

あなたが感動することを見つけ出しましょう。

 

映画、小説、漫画、劇、ゲーム。なんでもいいので、

自分が感動した時、面白いと感じた時、印象に残った時。

 

それを分析してみてください。

 

感動した時、あなたは、どうして感動したのですか?

 

キャラクターの行動、感情、アクションシーン、狂気、ギャグ、

あなたが一番ワクワクしたシーンは、

どのようなシーンなのかを書いてみましょう。

 

 

(例)

悪役が、両親の死を思い出し、涙を流したシーン。

主人公が、周りの制止を振り切り、復讐を遂げるシーン。

虐待されていた主人公が、強くなって、虐待していた人間を倒すシーン。

(実際に書くときは、作品の名前や、キャラ名を具体的に書いてください)

 

 

これをいくつも書くと、自分が何に感動するか、

面白いと思うか、興味深いか。そのパターンが見えてきます。

 

簡単に言えば、あなたが感動するツボのようなものがわかるのです。

 

あなたが感動するツボ。

それが、あなたの好きなことなのです。

 

そして、その感動しやすさには、順位があります。

順位の高いものほど、あなたが好きなものなのです。

 

このツボを無視して書く作品は、基本に則った、

技術だけの機械のような作品になりがちです。

 

自分が感動するツボを発見し「好き」を自覚しましょう。

 

 

 

  • 我慢する癖をやめる

 

悲しいことですが、両親が貧乏だったり、子供を縛りつける親だったり、

あるいはその両方の環境を持っている子供は才能を伸ばせません。

 

貧乏で、何をするのにも我慢。家計を考え、自分の趣味より、

バイトばかりして若い頃を過ごした人は、

どうしても自分の欲望を我慢するくせがついてしまっています。

 

そういう人は、自分のやりたい事、欲しいものなど、

行きたい方向の逆を選ぶクセがついているのです。

 

作品を作る場合においても、

なぜか「自分が本当に描きたい作品は、描いてはいけないものだ」

と根拠のない強迫観念に襲われてしまい、能力を制御してしまうのです。

 

そういう人は、常日頃から、

「自分が本当は何をしたいか」を考え、実行する癖をつけてください。

 

 

例えば、友達に「コーヒーと、お茶、どっちいい?」と聞かれたとします。

 

今までなら遠慮して、好きでもない「お茶」と言ってたところを、

自分の欲望に素直になり、「コーヒー」と言う。

それだけでもいいのです。小さな事から始めましょう。

 

もし、我慢してしまった場合は、「我慢した」と言うことを自覚してください。そして「本当に欲しかったのは、こっち」と自分の心を分析してください。

 

自分がやりたいことを我慢する癖は、結局のところ、

「他人の目線」を気にしての行動です。

 

他人の視線を気にしすぎるのは、不幸になる方法です。

不幸になりたければ、他人の視線を気にしまくってください。

 

本当の自分を見つけ出し、幸せになりたいのなら、

他人の視線を気にしたとしても、それに左右されず、

自分の意思を貫けるようになってください。

 

我慢する癖を持ったままでは、好きなことを貫けません。

 

 

 

他人の視線から解き放たれ、自由に創作する方法。

 

これは、人生を創り出すことにも通じます。

 

日頃から、自分がどのように、

他人の視線を気にしているかどうかを、意識して生活するようにしてください。

 

それが、自由になる第一歩です