1ページから4ページ漫画の作り方


 

 

最近は、1ページから4ページ漫画に需要が増えています。

 

ツイッターやpixivに投稿された、超短編が書籍化されたり

凄い時にはアニメ化されたりもします。

 

忙しい現代人にとって、4ページ程度で楽しめる超短編は、

隙間時間に楽しめる娯楽として、有用なものなのでしょう。

 

ツイッターでもpixivでも、超短編である必要はありませんが、

4ページで終わる超短編を作りたいという人は大勢いると思います。

 

今回は超短編の作り方を紹介します。

 

例え、超短編でも、物語の基本は同じです。

 

問題が発生し、問題を解決する。それだけです。

 

要は、すぐに解決できる、小さな問題に目を向けるということです。

 

 

  • 小さな問題を見逃さない

 

(例)

 

主人公が通勤中、いつも電車で見かける女性がいた。

 ↓

どんな人なんだろう?

 ↓

女性がハンカチを落とした。そのまま電車を降りようとしている。

 ↓

ハンカチを拾い、主人公は自分が降りる駅でもないのに、追いかける

 ↓

ハンカチを渡す。その時に、ハンカチのデザインが、自分のと同じだったことに気づく。

 ↓

自分もハンカチを取り出し「同じですね」

となり、会話が弾む。

 ↓

嫁との出逢いのきっかけだった。

 

 

このような物語だと、

「何も問題が発生していないじゃん」という事を言う人がいます。

 

しかし、物語には必ず問題があり、人間の行動は、

必ず問題を解決するために実行されるものです。

 

では、この物語にある問題とはなんでしょうか?

 

 

主人公が通勤中、いつも電車で見かける女性がいた。

 ↓

どんな人なんだろう?

 

どんな人なのかを知りたいけど、知れていない。

これが問題になります。

 

 

女性がハンカチを落とした。そのまま電車を降りようとしている。

 ↓

ハンカチを拾い、主人公は自分が降りる駅でもないのに、追いかける

 

ハンカチを届けたい、けど届けられていない。

そこが問題になります。

 

 

ハンカチを渡す。その時に、ハンカチのデザインが、自分のと同じだったことに気づく。

 ↓

自分もハンカチを取り出し「同じですね」

となり、会話が弾む。

 

ハンカチのデザインが同じと言う事をアピールしたい。

けどアピールできていない。

その問題を解決するために、自分のハンカチを取り出し

「同じですね」と言ったんです。

 

 

このように、どんな作品にでも、問題はあります。

 

 

もっと短い物語にするなら、更に小さな問題にします。

 

(例)

登校中に桜を見上げた。綺麗だった。

と言う物語でも、

 

桜を見たいけど、見れていない。←問題発生

見上げる。←問題解決のための行動。

見たら、綺麗だった。←問題解決

 

となります。

 

超短編を作るためには、

この小さな問題に気づくことが大事なのです。

 

そして、超短編は、簡単に解決できる問題を提示する事が肝心です。

 

桜を見る事ができた。で問題が解決する事で、物語が終わります。

 

しかし、これが、

「桜を見たが、桜の調子が悪そうだ。よーし、桜を治療しよう」

なんて考えたら、短編ではすまなくなります。

 

 

  • 小さな問題をどう作品に反映させる?

 

「この小さな問題をどう作品に活かせばいいんだ」

 

小さな問題を作品に活かすためには、

あなたの普段の生活をしっかり分析することが大事です。

 

・ちょっと嫌なことがあった

・少し嬉しいことがあった。

・上司に褒められた。

・後輩を助けることができた。

 

このような時、

特に「少しでも感情が動いた時」に、どのような事があったのかをメモしたり、心の隅にとどめておく事が重要です。

 

 

  • 読者を、どのような感情にしたいか?

 

超短編は読んでくれた人の、感情の変化が大事です。

 

いい感情で終わらせたいなら、

「嬉しい事があった」と言う感情に至る経緯を書くべきです。

 

たとえ、嫌な事があっても、「それを解決できた。よかった」

と言う終わり方にすると、いい感情で終わらせる事ができます。

 

物語がまだまだ続くとしても、

「恋に落ちた二人の今後」を読者に想像させたり、

「このあとめちゃくちゃ〇◯した」と追記したくなるような

漫画であることが大事です。

 

 

要は、あなたの作品で、

「読者の感情をどのように変化させたいか」が肝心です。

 

1ページから4ページの作品でも、100ページの作品でも基本は同じです。

 

「読み終わった読者に、こう言う感情になってほしい」

と決めておけば、作品作りに迷うことはありません。

 

読者の感情を大切にして、作品を作りましょう。