キャラクターに本当の人格をもたせる方法

 

 

 

基本的に、キャラクターは勝手に動いてくれるくらいに作り込むのが大事です。

 

むしろ、作者はキャラがやりすぎないよう止める役割だと思ってください。

 

特に私は若い頃、キャラを止めることをしなかったため、よくやりすぎだと言われました。

 

 

本当の人格の作り方とは?

 

キャラに個性をつけるために上辺を整えることがあります

 

・語尾になにかつける「にんにくソフトクリームが大好きなのら~」とか

・服が変だったりとか、小道具を身につけてたりとか

・笑い方がおかしいとか

・食べ物とか、他の何かに異様に執着するとか

 

これは全然いいんです

 

しかし、これだけじゃまだキャラは自由に動き出しません

 

 

「どうやってその個性を手に入れたか?」ってことを考えなきゃだめなんです

 

 

人間にはその個性を持つにいたった過去があります。

 

18歳のキャラは生まれたときから18歳ではありません。

0歳から育ってきて今の個性を持ってるんです。

 

 

・例えば、二人の強い剣士がいたとします。

 

一人は人を守るために剣を持ち

一人は人を殺すために剣を持っています

 

 

・人を守る剣士は

 

過去に友達が傷つけられたのがショックで、友達を守れるように強くなったと言う設定にします。

 

こういうタイプの人は、仲間が傷つく事、それが自分が傷つくより嫌なのです。

 

そういう性格なら仲間を大切にするし、仲間が危険なことをするくらいなら、

自分が危険なことをしてしまいます。

 

そして、心理学の話になりますが、人を大切にできる人は、家族に恵まれてるか、

いなかったとしても、いい人に育てられた可能性があります。

 

だから家族に対する態度も暖かいし、他人が家族を大事にする気持ちも理解できるので、

人を守ろうという意思が働くのです。

 

 

・人を殺す剣士は

 

心理学でいうと、殺人をする人間は、自尊心が低い人が多い(100%ではない)ので、

殺すことによって、自分が相手より上だと感じ、自尊心が満たされたり、快感を感じたりします。

 

自尊心が低い理由には、幼少期に虐待されていたり、家族にめぐまれてなかったりという

自分の存在を否定されて育った経験があります。

 

そうなると、仲間とか家族とかを大切にする気持ちがわからないとか、

仲間を大切にする人間を、冷めた目で見るキャラになります。

 

 

 

 

つまりは、キャラクターの人生を掘り下げ、そこに心理学を当てはめるということです。

(心理学は簡単な本もあるので、勉強してください。知ってるのと知らないのでは大違いです)

 

 

しかし、これだけでは終わりません。さらにやってほしいことがあります。

 

 

キャラクターの人生を、作者が追体験するのです。

 

キャラクターになりきって、キャラクターが辛かったこと、嬉しかったこと、楽しかったこと、

特に、大きく感情が動いた経験は絶対に追体験してください。

悲しければ涙を流せるくらいにです

 

これをすることによって、あなたの中に、キャラクターが一人の人格として生まれ、

あなたのキャラクターは、本物の人格をもち、自由自在に動き回るようになるのです。

 

 

これは、才能がある人なら、本能的にやってることです。

 

 

実際に、キャラクターの履歴書のようなものを書く人もいますが、

追体験なしでは、上辺だけのペラペラの紙でできたキャラクターになってしまいます。

 

 

 

ナルトは心理学的に正しい?!

 

雑談ですが、例としてナルトというマンガを挙げます

 

 

ナルトの作者さんは、心理学に詳しいのでしょうか?

 心理学的に見てもかなり合ってる場面があります。

 

 

我愛羅というキャラクターがいます。

彼は、初登場のときから、早速人を殺しまくります。

 

彼の幼少期は孤独で、その存在を誰もが疎んでいました

 

人間は理解してもらえないと、孤立します、孤立すると、罪悪感が遮断されます。

そうなると、殺人をしやすくなります。

誰にも愛されなかったことで、自尊心が満たされなかったため、

他人を殺すことで、自分のほうが強いという、自尊心を補充していたのでしょう。

 

ナルトも最初は孤独でしたが、イルカ先生という理解者がいたし、学校でも友人がいたおかげで

我愛羅みたいに人を殺しまくるようにならなかったのです。

 

 

両親との関係

 

ナルトが心の中(だったと思う)で親に会って、自分が愛されてることを確認します。

その結果、真の力を発揮するシーンが有りました。

 

人間の心理に、両親との仲が悪いと、自分の力を発揮できない、というものがあります。

 

なぜかというと、自分は親の遺伝子で出来てるから、親を否定することは、

自分のことを否定してるという事になってしまい、潜在意識がそれをうけとめて、

自分の能力を制限してしまうのです。

 

ナルトは両親との和解をすることによって、自分の力を発揮します。

 

ここを見ると、ナルトの作者さんは心理学を学んでるのかな?

と思ってしまいます。

 

最近ですと、映画「スパイダーバース」でも、主人公が両親との和解のあと、能力を発揮しました。

 

心理学を知っていると、物語に応用が効くので、便利ですね。

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

・個性を持つに至ったキャラの人生をしっかり考える(できれば心理学を学んだ上で)

 

・そして、その人生を追体験してみる