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5.作品の粗が気になって、描き出せない!

 

 

ネームを描いたは良いけど、設定の矛盾とか、ありがちな設定になってしまうとか、

突っ込みどころがありすぎる、とか思ってしまって、やっぱりこの作品は駄目だ!となってしまい、

結局作品を描けずに終わってしまう人は少なからずいます。

 

描きたい物はあるのに、それを形にする前に、欠点ばかりを見つけてしまって描けない。

 

それはかなり勿体ないです。

 

では、そういう悩みを持った人が、作品を描けるようになるにはどうしたらいいか?

 

 

描けるようになる為の考え方を三つ紹介します。

 

 

 まず、一つ目は

完璧な作品は絶対に作れない。

 

という事を頭に入れときましょう。

 

どんな名作でも、突っ込みどころはありますし、

こういう設定の方が上手くいくんじゃね?という所はあります。

 

そして、人気があればあるほど、嫌いになる人も多くなります。

 

心理学に2対6対2の法則という物があります。

 

人は、どんな人でも、

2割の人に好かれ、

2割の人に嫌われ、

そして残りの6割にはどうでも良いと思われるという法則です。

 

ちなみに売れる漫画とは、どうでもいいと思ってる人に「買っても良いかな?」と思わせられる漫画です。

そしてそこそこ面白いし、皆も買ってるから買っとくか、という感じです。

 

つまり、どう頑張っても、あなたの作品を嫌う人はいるという事です。

 

逆に言えば、あなたが頑張って作った作品なら、確実に2割は好きになってくれる人がいるという事です。

 

好きになってくれる人の為だけに作品をかきましょう。

 

 

二つ目は、作品の粗を探さず、良いところを探すこと

 

自分の作品の粗を探すという行為は、人にそこを指摘されたくないという心理から来ています。

 

そして、粗を指摘されたくないという心理は、

自分が他人の作品の粗を探す心理を持っているから生まれるものです。

 

わざわざ作品の粗を探して批判する。

そういう事を思いつかない人は、自分の作品の粗を探す人がいるなんて思いつきません。

 

つまりは自分が他人の作品の粗を探すからこそ、自分の作品の粗が気になってしまうのです。

 

対処法としては、嫌いな作品も好きな作品も、

良いところを見つけて書き出したり、人に話したりする事です。

 

そうする事によって、潜在意識が粗を探すより、良いところを探すようになり、

自分の作品の良いところも見えるようになります。

 

悪いところは無視するぐらいでちょうどいいです。

 

 

漫画に限らず、全てのことに言えますが、悪い所だけ見たらどんな作品も駄作です。

 

良い作品というのは、悪い所が無いわけではなく、悪い所に目を付けさせない技術があるのです。

本当にそれだけです。

 

 

三つ目、たった一人のために描く

 

批判される事を恐れるのは、大勢の人間に届けようと思うからです。

 

大勢の人間に見てもらおうと思うから、趣味、嗜好など、

どんな人間に向けて描いていいか分からなくなるのです。

 

そして批判も、自分だけでは思いつかないような色々な物やとんでもないものが来ると思ってしまうんです。

 

だから、まずは一人の為に描いてみて下さい。

 

親しい友人、家族、恋人、誰でもいいです。

 大切な人が笑顔になる作品を目標に作ってください。

 

そうすれば、反応も分かりやすいし、趣味や嗜好もわかっているはずです。

 

批判も予想がつきますし、親しい人なら建設的な意見が貰えます。

 

そして、親しい人が良いと言ってくれたとします。

 

世の中に似た感性を持っている人はたくさんいるので、

親しい人と同じように、あなたの作品を良いと言ってくれる人が、大勢いるということになります。

(身内ネタさえ無ければですが)

 

ですので、まずは親しい人の笑顔の為に描きましょう。

 

 

まとめ

 

完璧な作品は無いと知る

 

他人の作品の粗を探すのはやめる。むしろいいところを探す。

 

まずは親しい人、一人の為に描く

 

 

 

参考になれば幸いです。