キャラクターの特徴の作り方。


キャラクターの特徴を考える時に、外見から入っても内面から入っても、大事なのは「どう行動するか?」です。

「いつも短パン」と「すね毛」が特徴と決めた場合、何故そのような外見なのか?を考えた時、
内面は、暑いのが嫌いで、すね毛に誇りを持っているというキャラづけが出来ます。

そして、その内面から生み出される行動は、
すね毛をセットする為のクシを持ち歩いている。
暑いのが嫌なので、扇風機を持ち歩き、すね毛をなびかせている。

そして、また外見に戻り、

扇風機を持ち歩いているので、荷物はパンパン、すね毛は二メートル。

というように、内面と外見を交互に確認した上で、それをどう行動に表すかが重要です。

これが、全く行動に表せないキャラだったら、普通の服を着ていて、正に普通の人ですし、
内面も表現出来ないので、ただのすね毛の濃い人になってしまいます。

 

 

 

どれだけ抑えても、個性は行動に出てくる。

内気なキャラクターで、自分を表現する事が苦手でも、人と目を合わせられなかったり、

人前で歌うのを嫌がったり、地味なファッションを好んだりで、やはり個性は行動に表せます。

人の心と身体は一体です。

内面は、外見と行動となって人に伝わるのです。

ちなみに、外見をファッションで整えるのも行動です。

弱い自分を隠すために、強そうな格好をするとか、老いを隠すために、若い格好をするとか、
自分に似合う服がないから全裸だとか、内面がファッションに出るのです。

 


多様性をもたせる


主人公や、重要なキャラクターの場合、性格や立場、心理、知能、感情が画一的では面白くありません。

 

魅力あるキャラクターというものは、角度を変えて見ると、

あらゆる側面を見せてくれる、平面ではない、立体的なキャラクターなのです。

 

(例)

・職場では、真面目で頑固で、スーツが似合う。でも実は、コミックマーケット常連で、コスプレもする。

・会社ではヘマばかりして、上司に叱られてばかり。しかし、夜になると、スーパーマンに変身して悪と戦う。

・頭がよく、かっこよく、運動神経も良く、異性にもてるのに、ロリコン。

 


価値観に違いをもたせる


キャラクター分けに重要な要素に、価値観の違いをもたせるというものがあります。

 

たとえどんなに、喋り方や見た目や性格を個性的にしても、価値観が全員同じでは意味がありません。

初心者の方は特に、自分の価値観をキャラクターに押し付けてしまいがちです。

 

キャラクターたちは人間だと言うことを忘れず。

それぞれの物の見方、信条、態度、価値観を大切にしてあげて下さい。

 

例えば、全員がお金に興味ない場合

「何だコイツラ?全員お金持ちの坊っちゃんなのか?」

と思ってしまいます。

 

そこに一人、お金を大事に扱うキャラクターが居ると、

ツッコミ役とか、管理を任されている人という認識ができ、キャラクターたちのバランスが取れるわけです。


欠点


欠点はあったほうがいい、というより100%あるべきです。

 

読者が好きになってくれるキャラクターは、最低でも読者が理解できなくてはなりません。

完璧な人間というのは、理解出来ないし、共感もできないし、存在すら疑わしいです。

 

読者は、キャラクターのいい部分、悪い部分、中くらいの部分、

それらを立体的に見ることによって、キャラクターを知っていきます。

 

友人や家族、恋人などを思い浮かべて下さい。

彼らは完璧ですか?

 

完璧ではないはずです。

 

いいところも知ってるけど駄目なところも知っている。 

何なら、たまにムカつく事とか、ぶっ飛ばしたくなることだってあるぐらいでしょう。

 

それでも、好きだと言うのなら、欠点ごと愛することができるということです。

 

欠点を知ることで、愛する場所が増えるのです。

 

読者は、それらの欠点を見て、それをどう乗り越えるか?

あるいは、仲間や家族がそれを補い合うか?と心配して、応援したくなります。

 

欠点を、キャラクターが愛される理由にできるのです。